外資系父ちゃん オススメの本100冊

楽しさも学びも。花も実もある読書生活。

『人生計画の立て方+私の財産告白』ある紳士による平凡な私へのアドバイス

著者の本多静六氏は、戦前戦後に活躍した、現在の東大農学部の先生で、執筆、研究のかたわら植林、造園、などで大きな業績を残した人。東大教授で日比谷公園設計、明治神宮造林、ベストセラー作家であると同時に、投資で大成功を収めた。そう説明すると縁遠…

『ソロモンの偽証』怖くて、考えさせられて、爽快で面白い小説

久しぶりに読んだ宮部みゆきさんの作品は、中学生の娘に進められて。本当に、この人はなんてすごい物語を書くんでしょう。初めて読んだ『模倣犯』は、夜の8時に読み始め、怖い思いをしながら夜通し読み続け、朝の8時に読了したのを覚えています。この物語…

『ホモ・デウス』第二の認知革命は、人類第二の節目

前作のサピエンス全史は、ホモ・サピエンス、人類が発展してきた来し方を振り返り、 最後に人類の発展は人類を幸福にしたのか、そしてこの先、どこへ向かっていくのか、という疑問を投げかけました。本作はその行く末をテーマに描かれています。 人類は、認…

『明るい夜に出かけて』若者の苦しさと素晴らしさ

マジョリティでないが故の生きにくさ。 好きなものを大切に追うことで生まれる力。 コミュニケーションが得意でない苦しさ。 好きな者同士がつながるネット時代の可能性。 いつの時代にも、いまの時代だからこそ、若者たちが抱える苦しさと、若者らしい素晴…

『サイコパス』人間はなぜ良心を持っているのか、なぜ良心を持たない人たちがいるのか

サイコパス。他人がどうなろうと、その相手を思いやるということはなく、論理的な思考や計算はできるが、他者への共感性、恥の意識、罪の意識がすっぽり欠落している人間。そういった人間が、おおよそ100人に1人は存在するという「事実」を踏まえて、サ…

『妻は他人 ふたりの距離とバランス』優しさの理由を考える

マンガ家、イラストレーターのさわぐちけいすけ氏が考える、人との距離感を題材にしたマンガエッセイ。下記のエピソードがささりました。 人のためを思って何かをするとき、優しくするとき、人はしばしば見返りを求めています。氏は「自分がそうしたいから優…

『ストーリーとしての競争戦略』それを考えるための10の骨法

非常に分厚い本ですが、ストーリーの重要性を説くだけあり、やわらかな語り口と興味深い事例紹介で楽しく読めます。著者がまとめる、あらゆるジャンルに共通した原理原則、戦略ストーリーの「骨法10か条」+1。 骨法その1 エンディングから考える 骨法そ…