花も実もある楽しい読書

人生万事トライ&エラー。外資系父さんおすすめの50冊

「ゼロトレ」 読んでも体重は減りませんが、健康にキレイに近づけると思います。

 劇団四季やブロードウェイで活動していた石村友見さんは、無理なダイエット等で体を痛め引退。じっくりと体をメンテナンスして回復していこうと訪れたNYのヨガスタジオでの講師の何気ない呼びかけが、本書のきっかけとなりました。

ではみなさん。つま先を上げ、かかと重心で立ちましょう

 ここから、体の各パーツのポジションを「本来の位置に戻す」、それだけで体が細く、軽く感じることに気づいた著者は、それを「ゼロポジション」と呼び、「ゼロトレ」を生み出します。

 トレーニング内容は、基本的に姿勢の矯正、筋肉のちぢみを戻すためのストレッチと呼吸法です。激しい運動を行うわけではないので、これだけで体重が減るわけはありません。ただ、著者が菜々緒さんの発言として紹介している「体重は気にせず、完全にフォルム重視」という考え方は合理的だと思います。姿勢が良くなることでウエストが引っ込む、見た目が良くなるのは自明ですし、体の重心バランスが整うことが健康にいいのも間違いありません。呼吸が腹筋、インナーマッスルに利くことも、風邪でひどく咳をした翌々日、腹筋周りが未だかつてない筋肉痛になったことからも痛感しました。実際、呼吸を吸うのは不随意筋で行われますが、深く呼吸を吐くには横隔膜を中心とする筋肉が必要だということ。減量とまでは行かずとも、基礎代謝と肺機能の向上にはつながるはずです。

 少なくともゼロポジションを意識するようになることで、この本の元は取れると思います。

ゼロトレ

ゼロトレ

 

 

「周 理想化された古代王朝」佐藤信弥 歴史の読み方は現代のニュースの読み方に通じる

 キングダムでブームの秦の前時代、周王朝の概説書です。中国古代史研究者の著者が、中国各地で出土した青銅器に刻まれた「金文」を基にして、丁寧に周代史をまとめています。かなり専門的ですが、「史実と歴史書」の違い、「歴史的な事実と歴史認識」の差、というものが非常にわかりやすく理解でき、それは現代のニュースの読み方にも通じて、面白いです。

 我々は著名な歴史書やそれを踏まえて描かれた物語を「ほぼ」史実だと思っていますし、それが往年の有力な学説であれば、そのまま教科書にも載っています。しかし、歴史書は、時代の空気や権力者への忖度、著者の思いが必ず反映されるもの。今の世の「フェイクニュース」と一緒にしては言い過ぎですが、リアルタイムで発生した事実と、後年に著者の解釈付きで肉付けされた歴史書による歴史認識との間に、随分差があるのだということを、金文の解読を通じて気付かせてくれます。

 例えば、有名な司馬遷の「史書」。彼が執筆したのは、漢の武帝により、孔子の教えである儒教が国教化されつつあった時代。孔子の出身地である魯国のスター、周王朝建国の立役者である周公旦は、大いにもてはやされていたはずです。史記では、旧殷領統治を任された3人の高官が殷復活を目論んで起こした「三監の乱」という事件を、周公旦が鎮圧したことになっています。しかし近年公表された出土資料の金文によると、反乱の主体は旧殷領の人々で、3人の高官は反乱をおこす側ではなく、彼らによって殺害されていること、更に周公旦ではなく当時の王が自ら征伐にあたったことになっています。歴史的事実として周公旦と3人の高官は不仲ではあったようですが、それらの史実が、周公旦というスターを輝かせるために脚色されていったようです。

 周によって打倒された殷王朝は、紂王が妲己を寵愛し「酒池肉林」の贅と暴虐に明け暮れ、百官も酒に耽って軍務をおろそかにしたせいで滅亡した。このような歴史認識が一般的ですが、著者はこれもそのまま歴史的な事実とは信じがたいと言います。当時酒器として使われていた青銅器には鉛が多く含まれ、溶け出した成分による慢性鉛中毒は脳の障害にも繋がっていたようです。そのような社会的問題と、周などの新興勢力と既存勢力の政治的軍事的バランスの変化などにより、殷王朝は打倒されたのでしょう。周以降は、青銅器から酒器がなくなっていくようですが、道徳的な面だけでなく、社会問題対策でもあったかもしれません。

 春秋時代には、五覇呼ばれる英傑がいました。斉の桓公、晋の文公、この二人は決まりですが、残りの三人を誰とするかは説がわかれるそうです。諸説どれが正しいのか疑問に思うかもしれないが、実はその疑問に意味はない、とも著者はいいます。なぜなら当時に五人覇者がいたから五覇ではなく、最初に五覇という言葉ができ、それから誰を当てはめるかの議論が生じたと疑われると。本当のところは分かりませんが、英雄物語というテーマがあり、それにはまる人物をはめ込んでいく、というのは現代のドキュメンタリーにも通じることで、大いにあり得そうです。

 春秋時代、すでに周王は軍事的な力を失いつつありましたが、政治、儀礼的にはある程度尊重され続け、楚が侵略してきた際には、斉や晋が諸侯を取りまとめて撃退しました。斉は桓公の没後に力を失いますが、晋による覇者体制は、晋の君主が会盟を主宰、諸侯がそれに服するという形で120年以上も続きます。それが弱まっていくのは、晋楚の講和が成立して、同盟の対価としての貢納を払う理由が諸侯になくなっていったこと、更に楚が講和を破っても、晋が同盟国を率いて戦争を行わなくなったからでした。同盟が長続きしたのは、明確な仮想敵国とその対策としての実効性があったからで、それがなくなったり、それに役立たなくなれば、同盟は終わりを迎える。これも現代の国際情勢に相通じる事象です。

 流れてくる情報を鵜呑みにせず、一次資料にあたり、歴史やニュースを冷静に再確認していくことの面白さ、大切さを伝えてくれる本です。

周―理想化された古代王朝 (中公新書)

周―理想化された古代王朝 (中公新書)

 

 

「超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版」 機嫌よく生きるための名言

 ニーチェは19世紀後半に「ツァラトゥストラはかく語りき」など多くの著作を残したドイツ人哲学者。そう世界史で習いますが、なかなか読まないですよね。本書をめくると、1ページごとに今を生きる私たちが楽しく生きるヒントになる言葉がたくさん。訳がすごくいい。全10章、190の言葉の中から、特に気になった章と言葉を紹介します。

己について

 自信の持ちすぎも、謙遜しすぎも問題。前のめりでも、後傾しすぎでも、ちゃんと立っていられない。身体も心も「重心真ん中」が一番自在に動けます。ニーチェは、自分を大切にする、尊敬する事が大事と言います。

初めの一歩は自分への尊敬から
 自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。それは、自分の行動や考え方をがんじがらめに縛ってしまうようなことだからだ。
 そうではなく、最初に自分を尊敬することから始めよう。まだ何もしていない自分を、まだ実績のない自分を、人間として尊敬するんだ。
 自分を尊敬すれば、悪いことなんてできなくなる。人間として軽蔑されるような行為をしなくなるものだ。
 そういうふうに生き方が変わって、理想に近い自分、他の人も見習いたくなるような人間になっていくことができる。
 それは自分の可能性を大きく開拓し、それをなしとげるにふさわしい力を与えることになる。自分の人生をまっとうさせるために、まずは自分を尊敬しよう。
「力への意志」

 ストレスがたまった時はどうしていますか?私はよくお酒を飲みます。発散はできますが、太ったりお腹をこわしたり、体にはあまり良くないですね。ニーチェは「寝ろ!」と。

疲れたらたっぷり眠れ
 自己嫌悪におちいったとき、何もかも面倒でいやになったとき、何をしてもくたびれて仕方ないとき、元気を取り戻すためには何をすべきだろう。
 ギャンブル?宗教? 流行のリラックス療法?ビタミン剤?旅行?飲酒?そんなことよりも、食事をして休んでからたっぷりと眠るのが一番だ。しかも、いつもよりずっと多くだ。
 目覚めたとき、新しい力が漲る別の自分になっているだろう。
「漂泊者とその影」

 機嫌よく生きるコツ。すごく知りたいし、自分の大事な人たちには知ってて欲しい。ニーチェの言う点は、実践も出来るし、自分の大事な人たちがそう思えるように、自分が出来ることもあるはず。

いつも機嫌よく生きるコツ
 不機嫌になる大きな理由の一つは、自分のなしたこと、自分の産んだことが人の役に立っていないと感じることだ。
 だから、不機嫌な老人がいる。一方で輝く青春の真っ只中にいる若い人たちが不機嫌なのは、自分が社会の中で生産的な存在になることがまだなかなか難しいからでもある。
 したがって、いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ。そのことで自分という存在の意味が実感されこれが純粋な喜びになる。
「人間的な、あまりに人間的な」

 自分を知るには。自分が何に夢中になり、大事に思ってきたかをよく考えること。「ソース」の答えは、ニーチェが先に見つけていたのか。

自分自身を見つけたい人に
 自分がどういう者であるか理解したい人は、次のような問いを自分に向け、真摯に答えてみればいい。
 これまで自分が真実に愛したものは何であったか? 自分の魂を高みに上げたものが何であったか? 何が自分の心を満たし喜ばせたか?これまでにどういうものに自分は夢中になったか?
 これらの問いに答えたとき、自分の本質が明らかになるだろう。それがあなた自身だ。
「ショーペンハウアー」

喜について

 こうやって生きていくことが、よりよい人生を送る秘訣だ。

喜び方がまだ足りない
 もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。喜ぶことは気持ちいいし、体の免疫力だって上がる。
 恥ずかしがらず、我慢せず、遠慮せず、喜ぼう。笑おう。にこにこしよう。素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう。
 喜べば、くだらないことを忘れることができる。他人への嫌悪や憎しみも薄くなっていく。周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。
 喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう。
「ツァラトゥストラはかく語りき」

 よりよい一日を送るTIPS。

朝起きたら考えること
 一日をよいスタートで始めたいと思うなら、目覚めたときに、この一日のあいだに少なくとも一人の人に、少なくとも一つの喜びを与えてあげられないだろうかと思案することだ。
 その喜びは、ささやかなものでもかまわない。そうして、なんとかこの考えが実現するように努めて一日を送ることだ。
 この習慣を多くの人が身につければ、自分だけが得をしたいという祈りよりも、ずっと早く世の中を変えていくことだろう。
「人間的な、あまりに人間的な」

 自分の大事な人たちと、よい人生を送れる。

人を喜ばせると自分も喜べる
 誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。
 どんなに小さな事柄でも人を喜ばせることができると、わたしたちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ。
「曙光」

 もう一回繰り返し。

心にはいつも喜びを
 利口であれ。そして、心に喜びを抱け。
 できるならば、賢明でもあれ。
 そして心には、いつも喜びを抱いているように。
 これが人生で最もたいせつなことなのだから。
「漂泊者とその影」

 イヤなことはもちろんある。でも自分のために、周りのみんなのためにも、この瞬間に楽しいことがあったら、ちゃんと楽しもう。

この瞬間を楽しもう
 楽しまないというのはよくないことだ。つらいことからいったん目をそむけてでも、今をちゃんと楽しむべきだ。
 たとえば、家庭の中に楽しまない人がたった一人いるだけで、誰かが鬱々としているだけで、家庭はどんよりと暗く不快な場所になってしまう。
 もちろん、グループや組織においても同じようになるものだ。
 できるだけ幸福に生きよう。そのためにも、とりあえず今は楽しもう。素直に笑い、この瞬間を全身で楽しんでおこう。
「悦ばしき知識」

生について

 全ての経験を、漫然としたインプットに終わらせずに、自分の中で咀嚼して、アウトプットに変える。濃い経験をしていこう。

人生を最高に旅せよ
 知らない土地で漫然と行程を消化することだけが旅行だと考える人がいる。買い物だけをして帰ってくるのが旅行だと思っている人もいる。
 旅行先のエキゾチックさを眺めるのをおもしろがる旅行者もいる。旅行先での出会いや体験を楽しみにする旅行者もいる。一方、旅行先での観察
や体験をそのままにせず、これからの自分の仕事や生活の中に生かして豊かになっていく人もいる。
 人生という旅路においてもそれは同じだ。そのつどそのつどの体験や見聞をそのとき限りの記念品にしてしまえば、実人生は決まりきった事柄のくり返しになってしまう。
 そうではなく、何事も明日からの毎日に活用し、自分を常に切り開いていく姿勢を持つことが、この人生を最高に旅することになるのだ。
「漂泊者とその影」

 言い訳より、断言。

断言すると賛同してくれる
 多くの人々を納得させたり、彼らになんらかの効果を及ぼしたいのなら、物事を断言すればいい。
 自分の意見の正当性を、あれやこれや論じてもだめだ。そういうことをすると、かえって多くの人々は不信を抱くようになるのだ。
 自分の意見を通したいなら、まずは断言することだ。
「さまざまな意見と箴言」

 イヤなことがあったら、目の前の仕事、作業に没頭する。いつのまにか頭が冷えてて、さらに仕事が進んでる、っていうボーナスまで!

職業がくれる一つの恵み
 自分の職業に専念することは、よけいな事柄を考えないようにさせてくれるものだ。その意味で、職業を持っていることは、一つの大きな恵みとなる。
 人生や生活上の憂いに襲われたとき、慣れた職業に没頭することによって、現実問題がもたらす圧迫や心配事からそっぽを向いて引きこもることができる。
 苦しいなら、逃げてもかまわないのだ。戦い続けて苦しんだからといって、それに見合うように事情が好転するとは限らない。自分の心をいじめすぎてはいけない。自分に与えられた職業に没頭することで心配事から逃げているうちに、きっと何かが変わってくる。
「人間的な、あまりに人間的な」

 暮らしの様々な部分に気を遣い、自分で丁寧にデザインする。大いなる権利であり楽しみであり大事なこと。

生活をデザインする
 快適に美しく生きたいと願うのなら、そのコツは芸術家の技術が教えてくれる。たとえば画家は物の配置に気を遣う。わざと遠くに置いたり、斜めからのみ見えるようにしたり、夕焼けが反射するようにしたり、影が効果的になったりするようにする。
 これと似たことを生活の中でわたしたちはしている。インテリアの配置だ。使い勝手だけを考えて家具を置くわけではない。美しく生活できるように工夫をこらす。そうでないと、雑多でめちゃくちゃな空間の中で暮らさなければならなくなるからだ。
 同じようにわたしたちは、生活の諸々の事柄や人間関係を自分の好きなようにデザインしてよいのだ。
「悦ばしき知識」

 仕事は稼ぐためであり、ビジネスは持続的に利益を生み出すこと。でもそれだけではないよね。過程を無視するなら、それは人生の無駄遣いかもしれません。

目標にとらわれすぎて人生を失うな
 山登りをする。たゆまず、獣のように。汗にまみれ、一心不乱に頂上を目指す。途中にいくつもの美しい眺望があるのに、ただ次の高みへと登っていくことしか知らない。あるいはまた、旅行であってもいつもの仕事であっても、一つの事柄だけに耽って他はすっかり忘れてしまう。そういう愚かなことが、しばしばなされている。
 たとえば仕事の場合では、売り上げを伸ばすことだけがたった一つのなすべき目的のように錯覚してしまったりする。しかしそうすることで、仕事をすることの意味は失われてしまう。
 けれども、このような愚かな行為はいつもくり返されている。心の余裕をなくし、合理的に行動することを重要とみなし、その観点からのみ人間的な事柄までをも無駄とみなして、結局は自分の人生そのものを失ってしまうようなことが頻繁に起きているのだ。
「漂泊者とその影」

心について

 クリエイティビティが大事、とよく言われる時代です。昔からそうなんですね。誰でも持ち得ると言ってくれます。

軽やかな心を持つ
 何か創造的な事柄にあたるときにはもちろん、いつもの仕事をする場合でも、軽やかな心を持っているとうまくいく。それはのびのびと飛翔する心、つまらない制限などかえりみない自由な心だ。
 生まれつきのこの心を萎縮させずに保っているのが望ましい。そうすれば、さまざまなことが軽々とできる人になれるだろう。
 しかし、そんな軽やかな心を持っていないと自覚しているなら、多くの知識に触れたり、多くの芸術に触れるようにしよう。すると、わたしたちの心は徐々に軽やかさを持つようになっていくからだ。
「人間的な、あまりに人間的な」

 「EQ2.0」にも通じます。

反対する人の心理
 提示されたある案に対して反対するとき、よく考え抜いたうえで確固とした根拠があって反対する人はごく少ない。
 多くの人は、その案や意見が述べられたときの調子とか言い方、言った人の性格や雰囲気に対して反発の気分があるから、反対するのだ。
 このことがわかれば、多くの人を味方にできる方法が何かがおのずと知れてくる。
 表現の方法、説得の仕方、物言いの工夫という技術的なものも確かにあるだろうけれども、それらの上には、技術では及ばないもの、つまり、意見を述べる人の性格や容姿、人柄、生活態度などがあるということだ。
「人間的な、あまりに人間的な」

 疲れたら、食って寝る。再び。

疲れたと感じたら、考えない、思わない
 いつものように毅然としていられなくなったら、疲れている証拠だ。疲れていると、わたしたちは溜め息をつき、愚痴を口にし、後悔を口にし、ぐるぐると似たようなことを考え、そのうち憂鬱なことや暗いことが頭の中を勝手に動き回るようになる。
 それは毒を吸うようなことだから、疲れたと感じたら、考えることをやめ、休んだり寝たりするに限る。そして、また毅然として活動できるように明日に向かって備えよう。
「悦ばしき知識」

 感情をコントロール出来れば、自由になれる。

精神の自由をつかむためには
 本当に自由になりたければ、自分の感情をなんとか縛りつけて勝手に動かないようにしておく必要がある。
 感情を野放しにしておくと、そのつどの感情が自分を振り回し、あるいは感情的な一方向にのみ顔と頭を向けさせ、結局は自分を不自由にしてしまうからだ。
 精神的に自由であり、自在に考えることができる人はみな、このことをよく知って実践している。
「善悪の彼岸」

超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版

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  • 作者: 白取春彦
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「ちひろさん」そのままでいい、とホッとさせてくれるマンガ

 お弁当屋さんのアルバイト店員ちひろさんと、街の人々のふれあいや暮らしをほんわか描いたお話。

 元風俗嬢とあけっぴろげに語り、いつもはのんびり、時々クールに活躍するちひろさん。ユニークなシニア揃いのお弁当屋さん。上辺の友人関係、家族関係に疑問を持つ女子高生。さみしさから周囲にあたりまくる少年。何度も裏切られる美人のおかまさんなど、個性的な登場人物たち。

 みんな何かしらの生きづらさを抱えつつ、ちひろさんと触れ合う中で、前に進んでいきます。すごくしんどくなった時に、そのままでいい、逃げたっていい、自分を大事に、生きたらいい。そう思わせて、気持ちを少しラクにさせてくれる、素敵なお話です。

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

 

 

「1440分の使い方 成功者たちの時間管理15の秘訣」読後の実践ポイント

  Amazonプライムの読み放題対象、キンドルだと格安で購入もできる本ですが、1440分(24時間)を有効に使うためにまとめられた15のTIPSのうち、いくつかは響くかも。「自分にとっての重要事項を見極める」、「朝のゴールデンタイムを活用する」など、多くは至極真っ当なTIPS。逆に基本的ゆえ、徹底しようと思えば心底自分を変えたいという強い気持ちが欠かせません。

 一方で下記3つは、個人的に新たな気づきでしたし、特に1番目は実践しやすく有効です。

1.To Do リストをやめてスケジュール表に入れる

 まず大いに納得したのは、To Do リストの問題点という指摘。数分しかかからない項目と1時間以上かかる項目が混在しているので、見返したときに、つい簡単な項目から手を付けてしまう。優先順位と関係なく、項目を減らせたことで空虚な満足感を得てしまう。大切だけど困難な項目、面倒な項目はいつまでも減らずにストレスになる。

 それより、リストすべきタスクが出てきたら、スケジュール表、私の場合はOutlookですが、そこに書き込む。Outlookのカレンダーには会社の会議スケジュールがどんどん入ってきますが、自分にとって優先すべきタスク用に、やるべきタイミングに必要なだけの時間を、先にブロックする。これは簡単かつ非常に効果的でした。

 タスクはToDoリストではなくスケジュール表に入れる。なんと、たったこれだけのことで心が解き放たれ、ストレスが減り、認知能力が高まる。フロリダ州立大学の研究によれば、ツァイガルニク効果(未完了のタスクによって意識的・無意識的に悩まされる現象)は、タスクを達成するための予定を立てるだけで克服できるという。実際にタスクそのものを終わらせる必要はないのだ。

 重要なことはすべて、やる時間を決め、スケジュール表に入れておく。 この手法は「タイムブロッキング」もしくは「タイムボクシング」と呼ばれている。たとえば、健康を心から重んじ、そのために毎日30分のトレーニングをしようと決めたなら、ToDoリストではなく、スケジュール表にそれを記入しよう。事業戦略として、顧客との親密度を高めることが重要だと考え、そのために一日に少なくとも2人の顧客と会話すると決めたなら、「顧客訪問」を日々の予定に組み入れよう。

重要な項目には一日のうちできるだけ早い時間帯を割り当てる。どんなに時間とスケジュールをコントロールしようとしても、放っておけない問題が「降って湧く」ことは誰にだってある。上司から会議に呼ばれたり、顧客からクレームの電話がかかってきたり、保健室の先生から電話がかかってきて息子を迎えに来るよう言われたり。当然、一日の時間が過ぎるにつれ、想定外の事態が発生する確率が上がる。 私自身、この問題にはひどく悩まされている。日課のトレーニングを午後遅い時間や夜に入れておくとたいてい、実際にトレーニングの時間になるまでの間に、特別に対処しなくてはならない他の優先事項が出てくるのだ。私の場合は基本的に、朝ランニングマシンに乗らなければ、ランニングをする確率はどんどん下がると心得ている。

 

2.メールに振り回されない

  メールニュース解除、メール通知オフ等の基本的なことに加え、下記TIPSは面白いです。

  • 3210方式。メール処理は1日3回(朝・昼・晩)だけ、21分以内に受信箱のメールを0に。ゲーム感覚で、早く短く処理することにトライ。
  • 4D方式:メールを開くたびに即座にいずれかをする。今やる(Do)、人に任せる(Delegate)、あとでやる(Defer)、削除する(Delete or アーカイブ)。あとでやる=スケジュール表に入れる。
  • CCを減らす。送信を減らせば受信も減る。みんなの時間も増やせる。
  • 件名を活用する。単に返信、転送するのでもなく、件名にアクションの種類も入れると、受信者側のメール処理もスムーズになる。
  • メールは常に短く、ごくごく短く。短いことは無礼ではなく、お互いの時間を尊重している証拠。気持ちを伝えたければ「!」をつけるだけもいい。

3.「ノー」という一言で楽になる

  自分のやりたいことに対して積極的に「YES!」と言い、あまり気が進まないことには試しに「NO」と言ってみる。私も嫌われるのはイヤと思うタイプの人間で、頼まれたら断りづらいと感じます。でも、たった一言で未来のスケジュールの空きを確保できる魔法の呪文でもあるのです。

一点集中とは「ノー」と言うことだ(スティーブ・ジョブス)

成功した人と大成功した人の違いは何か。大成功した人は、ほぼすべてのことに「ノー」と言う(ウォーレン・バフェット)

時間をくれという依頼を日常的に断っている人のほうが、自己申告による幸福感と気力が高い(The Cruse Groupによる2015年の研究より)

 いつでもノーと言え、ということではありません。ただ、イエスのひとつひとつが、時が来れば、他のもの(他のアクション、他の優先順位、他のお願い、他の楽しみ)へのノーに変わることを理解しましょう。

 ちなみに本書内ではノーという参考例も紹介されています。

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

 

 

「稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである」権益は統合して稼ぐ

 初代事務局長の著者が、豊富なスポーツビジネスの知識とBリーグ設立の経験を踏まえ、成功するビジネスモデルのポイントをまとめた本。サラリーマンとしては、下記の3点が参考になりました。

1.新ビジネスの機会検討、計画立案時の留意点

機会は「顕在性」でなく「潜在性」で見極め

バスケは実は世界一競技人口の多いスポーツで、国内の競技登録者はサッカーに次ぐ60万人以上。サッカーの競技者登録人口のうち男性が97%(2017年度) であるのに対して、バスケは男女比が均等であるという要素は大きなアドバンテージである。

また若年層がバスケに対して興味を抱いているのは極めて大きな特徴である。B.LEAGUEが2015年に行った調査で、観戦したいスポーツは何かと聞いたところ、10代から30代でバスケは上位を占めた。とくに10代女性は1位の野球とほぼ同ポイントで、人気の高さ、そしてポテンシャルの高さを感じる。来場者の高齢化が進む野球、サッカーとは大きく特徴が異なる。

しかも、野球やサッカーとは開催されるシーズンがずれており、また2時間できっちり試合が終わるので、放映権が売りやすいといった、 直接ビジネスにつながるような強みもあった。

まず短期的なKPIと中長期的な重要テーマを設定

第一号社員として入社した私は、会社のルール策定をはじめ、人事採用、事業戦略作りなど目まぐるしい日々を送っていた。当時のB.LEAGUEのチェアマン(理事長)は、川淵三郎氏。私の上司になる。また、協会の事務総長として、大河正明氏(現・B.LEAGUEチェアマン)がいて、三位一体で立ち上げを進めていた。基本は川淵さんが策定した「新リーグ構想」に基づき、協会、リーグ一体となって準備を進めていくが、事務局長である私へのオーダーは1つだけ。「開幕初年度は20億円を作れ」と、それだけだった。

唯一のオーダーを受けた後、第1回目の川淵さんとのミーティングが行われた。2015年7月15日。私が入社して約1カ月後のことだった。

私は会社の軸となるふたつの方向性をアジェンダとして提出した。

① 2016年の売上目標20億円、入場者数目標200万人

② 事業のキーワードは「権益統合」&「デジタルマーケティング」 

2.権益統合でビジネスインパクト最大化

約20年前は、日本のプロ野球と同程度である1500億円規模だったMLBは、年々成長を遂げ、今や1兆円規模のビジネスになっている。

半面、国内ではうまくいっているように見える野球は、事業規模で考えたら1800億円程度で頭打ち。そのほかの競技は、ほとんど収益化できていないのが現状である。

ここまで日米の差が開いた一番の要因はリーグガバナンスが図れていないからである。MLBも昔は今の日本と同じようにリーグでなく、実質的に各チームに大半の権限があった。それが、今から24年前に球団側が、チームの総年俸に上限を定めるサラリーキャップ制度を導入しようとしたところ、選手会側がこれに反発し、1994年から1995年まで232日間にわたってストライキが起きた。このことがキッカケとなりリーグを中心とした組織体制へ変更した。入場者数はさほど大きく変動していないなか、リーグに機能と権限を集約することでコストカットが図れ、ビジネス的にも売上を拡大し続けることができるのだ。たとえば各チームで作っていたwebサイトも、リーグ主導でデザインフォーマットを統一。共通化することでコストカットが図れ、ユーザーの利便性も向上する。またTV放映権の販売に関しても、従来は30の球団が各々で販売していたものをその権利をリーグに集約。このことで、必然的に販売価格が上昇し、価値が最大化した。つまり、リーグとクラブとの連携がとれていれば、その団体の市場規模やポテンシャルが高くなるのだ。またITの整備やコストといった点でも、一括管理すれば、クラブにかかる負荷も少なくなる。つまりリーグがビジネス全体を統括し、市場活性の戦略を立案していることが大きな要因だと私は見ている。

そこからさらに一歩進み、リーグとクラブ、そして協会とも権益を統合しているのがアメリカのプロサッカーリーグのMLSである。協会管轄の代表チームのスポンサーとリーグのスポンサーをまとめて販売することで、3年で3-5倍にも利益を拡大。放映権も同様、代表とリーグのセット販売で3年で5倍になったと聞いたことがある。このように、協会とリーグが一体となってビジネスをしていくことで、市場規模は大きくなっていくのだ。 

3.顧客データ統合と各種サービスのデジタル化

顧客ID統合でCRMと統一サービスを実現

野球やサッカーでは、観戦者やファンクラブの情報はすべて個別のチームに集約されている。チームによってはさらにチケット購入情報やファンクラブ入会情報など顧客行動ごとにバラバラになっているケースもある。そのため、Aチームのファンクラブに加入して、1F指定席を買って、アリーナに行く前にタオルマフラーを買って、来場してからスタジアムグルメとビールを買う、といった顧客の一連の行動がわからない。その方が他のチームのチケットを買っているのか?ということもわからない。つまりCRMの活用ができていない。

B.LEAGUEでは、その先を考えたときに、そのデータの持ち方では意味をなさないと考え、リーグ統合データベースとして一元化した。 つまり、顧客データは各クラブではなく、リーグが管理する方式である。その結果、お客様にとっては、1つのログインIDで、B.LEAGUE B1・B2全36クラブのあらゆるサービスが利用できるようになる。

 データの持ち方は4つ。

 1【チケット】チケットを買った人

 2【ファンクラブ】ファンクラブに入会している人

 3【EC】クラブのwebサイトでグッズを買った人

 4【来場者】アリーナに来場した人

 こうしたデータの活用で、来場回数などに応じてインセンティブを作り、さらなる来場を募るなど、BtoC活性化のための設計がしやすいという利点がある。データを見れば、どんな層にどのようにアプローチすればよいのかの戦略も立てやすくなる。

データ活用チームはハイブリッド型で

 著者がデータ活用の点で参考にしている組織が、NBAのコンサルティングチーム。彼らがうまくいっているのは、データを使いこなす人と現場を知っている人のハイブリッド型組織にしたこと。

当初はMBAホルダーなど分析のプロだけを集めていたそうだが、現場の経験を通して仮説を出しているわけではなかったため、分析して出てくる答えが地に足がついていないようなものになっていたそうだ。 そこでNBAは、各クラブの現場で働いていた人たちを組織に入れることにし、徹底的にボトムアップで分析を進めたが、それもうまくレポートがまとめきれず失敗。今は、現場経験のある人と優秀な分析力をもった人をハイブリッドにすることで、効果的な分析と施策の立案を実現できるようになっていったとのこと。 

権益の統合は、データも。

さきほどの統合DBをリーグだけでなく協会にもつなげていこうと思っている。日本代表なら日本代表戦、もしくはウインターカップといわれる高校バスケ、アマチュアもすべてプラットフォームを統一し、競技者データベースとも連携することも視野に入れて準備を進めている。これは世界的にみても初めての取り組みだと思うが、「共通バスケID」で競技者やバスケファンを紐付けていきたい。今まで野球・サッカー界では「スポーツをやっている人と観ている人は、ターゲットは別」ということを言っていた。 データを見ていても実際そうだった。野球界に従事していたころに、外野スタンド、ライトスタンドに行って「高校球児だった人、いますか?」と聞くと、ほとんどいなかった。B.LEAGUEでは、スポーツをやっている人はいずれプロの試合も観に来てほしいと考えている。観る人と競技する人との好循環をいかに作っていくかが、スポーツコンテンツホルダーとしての使命だと思っている。競技者と観戦者データを同じDBに入れることで、そういった分析もできるのではないかと楽しみにしている。 

新規トライアルの本質を見抜いて対応

来場のキッカケは「誘われたから」

今まで1回も来ないで、はじめて来たお客様に「なぜ来場したのか?」というデプス調査を実施したところ、全員が最終的に「誘われたから」との回答だった。皆さんからすると、一見、当たり前の答えかもしれないが、私にとっては衝撃だった。従来、そのようなスーパーライト層に対して、どの沿線に住んでいて、どんな媒体だと目に留まるかを分析してプロモーション活動をしていた。しかし、それは全く無意味だとわかった。来場する理由として、最初は**選手が好きとか、**のフードが気になっていたと答えていたが、深く突っ込んでいくと、結局は、会社、家族、友人から誘われて来場していたのだ。ライトなファン層を取り込むためのマーケティングを行うことで、新たなファンの拡大を図るのが一般的だが、私たちはライトファンの属性分析を続けていくうちに、コアファンが「誰を誘いたくなるか」「どういう情報を伝えれば誘おうと思うのか」というメカニズムを解釈することのほうが大切だと気づかされたのだ。

つまり、ライトをターゲットにする際、ライトファン分析よりコアファン分析のほうが重要ということになる。コアなファンに試合を観てもらい、その後、周囲の人たちを誘って再び会場に足を運んでもらうという流れにするために、SNSなどライトファン向けのデザインも大切だが、コアファンが気楽にチケットを同時に多く買えて、一緒に行きたい人とシェアできる、といったような「誘いやすい」UI/UX設計をB.LEAGUE全体で意識している。 

とはいえデジタルは目標達成のツール

私は、スポーツを通じてリアルの世界で人と人がつながり、ワクワクするような世界を作ることが大切だと思っている。 スポーツも〝ツール〟である。ボールひとつあるだけで、きっかけが生まれ友達と仲良くなれる。応援しているうちに隣の人と盛り上がった経験をお持ちの方も多いだろう。「する」スポーツにおいても「観る」スポーツにおいても、人とコミュニケーションする「きっかけ装置」としてスポーツは存在すると思っている。そして、デジタルも結局は〝ツール〟である。データの力で、趣味嗜好の近い人たちを何気なく結びつけてくれるのが、デジタルの力。ネットの世界で知り合い、ネットの世界だけでつながっているのが現在の社会だ。しかし、最終的に意識しているのはリアルである。「みんなで一緒に観にきてね」「いろいろな人と仲良くなってね」というメッセージを常に心に抱きながら事業を推進している。日本は今、若年層を中心にどんどんコミュニケーションが希薄化している気がする。スポーツでその社会を少しでも良くできないか。「スポーツはコミュニケーションツール」。この想いでこれからもB.LEAGUEを発展させていきたい。 

稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである

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「ジァイアントキリング」トライしてみる 成長マインドセットのお手本

 日本のプロサッカーリーグの弱小チームとその選手たちが、ユニークな若手監督に率いられる中で大きく成長していくお話。テレビドラマを見るかのような各話のつなぎ、コマ割り、次巻予告、撮影秘話的ひとコマなど、ストーリーだけでなくデザインも秀逸なマンガです。

 純粋に楽しいのですが、「成長マインドセット」という成功心理学の要素が、まさにジァイアントキリングのストーリーそのものだと思わされました。学業・ビジネス・スポーツ・恋愛・人間関係、さまざまに応用可能な考え方なので、その観点からご紹介します。

 ちなみに成長マインドセットとは、生まれ持った才能は出発点にすぎず、ほとんどの基本的な能力は、献身的な努力によって成長しうる、というスタンフォード大学の教授が提唱した学説。単なるポジティブシンキングではなく、脳生理学的にも「変えること」が可能だと思うことで、そのための思考を加速するニューロンがつながっていくそうです。成長(グロース)マインドセットの考え方自体は、その逆である固定(フィクスト)マインドセットと対比すると分かりやすいです。

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 まさに成長マインドセット的な5つの考えが、ジァイアントキリングの全編を通じて出てきます。

  • 我々はいくつになっても変われる

 万年下位チームが10年ぶりの上位争い。心の立ち位置を容易には変えられないベテラン達も、新人の椿選手の成長を目の当たりにし、思い込みが自らの成長を妨げいるかもしれないと気づき、変わろうとします。

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GIANT KILLING (30) # 297

  • 努力が肝心だ

 身長?スピード?自分にないものへの劣等感は当然あります。それでも、できないことは消去法で削ぎ落とし、できることだけを磨く。その先には、大きな可能性があるんだと。

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GIANT KILLING (9) #82

  • 意見されることはありがたい

 時にアドバイスは苦かったり、厳しかったり。それでも、状況をよく理解する人からの意見は、自分が気づけなかったことを理解させ、新たな一歩のための助けになるはずです。

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  • 目標を高く持つことはいいことだ

 目標の方向性は人それぞれ。そこに、いいも悪いも、貴賤もない。ただ、自分が頑張りたいと思えることを、突き詰められるか。ブレイクスルーはその先にある。

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  • 仲間の成功は学ぶ機会だ

  自分の立場が脅かされる気がして問題だと思ってしまう。でも本当は、自分が成長する機会。羨ましさも、悔しさも、OK。どれもやる気につながっているはず。

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 相手や状況によって、固定マインドセットで考えてしまうことはあるはず。誰でも3つの訓練を通じて、成長マインドセットに移行することが出来るのです。

  1. 新しい方法を、たとえダメでも、やってみる。
  2. 少しずつであっても、自分の進捗を評価する。
  3. お手本、反面教師から、新しいやり方を学ぶ。

 「小さなこと」からこそ、やってみよう!

GIANT KILLING(1) (モーニングコミックス)

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