外資系父ちゃん オススメの本100冊

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『ベイビーステップ』週末テニスプレーヤー上達の参考になる点も

 言わずと知れた有名テニスマンガ「ベイビーステップ」。高校からテニスを始めた主人公の成長速度こそマンガ的ですが、プロを目指す過程で描かれる戦術やトレーニング方法などは非常にリアル。テニス上達の参考情報を得ようと思ったら、YouTube動画サイト、例えばT-PRESSなどが、必要なスキルや戦術をピックアップして学べるので効果的。でも、時にはワクワクするマンガのストーリーを楽しみながら、モチベーションを高め、上達のポイントを頭に叩き込むのもいいですよね。テニススクール中上級レベルの週末プレーヤーにとって参考になった点を、ご紹介します。

ストロークは打点でコントロールする

キミがこの4ヶ月で体得したストロークの基本。その打点を変えるだけで、キミはもう全ての場所にコントロールして打つことができるはずなんだ。(主人公に、クラブのコーチからの一言)

 初心者でも経験者でも、多くの人にとって、フォアハンドストロークはもっとも練習してきたショットでしょうから、自分なりのスイングは身についているはず。しかしながら「打点」を正確に意識しているか。私はスイングばかりに意識が行っていたのですが、ある日コーチに「飛んでくるボールは毎回違うのだから、よく目で見て、ちょうどいい距離で打てるように調整して」、と言われてハタと気づきました。ある程度完成しているスイングをいじるより、スイングの軌道のどこでボールを打つか。いいボールを打つには、そこを調整する方が圧倒的に効率がいいはずです。適切なボールとの距離に入ったうえで、打点を変えることで、飛んでいく場所が変わる。つまり下記のようになるということ。

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 深く打つために力いっぱいスイングする。デュースサイドに打つため一生懸命左に振り回す。長年そんなことをしていたように思いますが、打点を変えれば、なんと軽々と狙ったところに飛んでいくことか。。。

 主人公は研究マニア、かつコントロールを武器にプロを目指すので、コートを9分割ではなく99分割したり、そのスペースに球を入れるために様々な努力を重ねますが、我々ウィークエンドプレーヤーは、まずは9分割したコートを狙って9つの打点を意識!これを身につけるだけで、相当ラクに攻撃できるようになるはずです。

確実にレベルアップを実感する筋トレ

ストローク力をアップするとその分コントロールはブレる。コントロールを安定させるためには何より下半身の強化が必要。

ストロークは主に腰の回転運動で打つんだよ。だから根本的なストローク力を上げたいなら、腰、つまり身体の中心にあるインナーマッスルとかコアマッスルって言われる筋肉を鍛えなきゃならない。(主人公を担当するコーチの教え)

  ストロークで打点に入った時にしっかりと踏み込む。リターンやボレーで重心を下げたまま足を細かく動かす。テニスでは下半身が強くなると、圧倒的にラクにボールをコントロールできるようになります。さらに、強いショットやサーブをラクに打とうと思ったら、コアマッスルや背中の筋肉、ひいては関節や腱を正しく鍛えることが大切。

 主人公は、肉体改造後のプレーで下のような変化を感じています。

身体が軽い!!

足のバネガ入れ替わったみたいに動ける!ボールが軽いからスイングの調整が楽!ラケットも軽いから打点の修正も簡単!身体を強化するとこんなに簡単に狙ったところに打てるんだ!

 土台となる「身体」が進化すれば、当然「技」も進歩しやすい。そうなれば「心」にも余裕ができる。そういうことなんですね。 

 「身体」が進化すれば、テニス以外の生活にも色んな好影響があるのも事実。継続可能かつ身体能力を高めるために必要なトレーニングはこちらの本をご参考に。

 スクワットで鍛えて重心を低く構えていられるようになると、特にリターンやポーチボレーなどの安定感や威力が、明らかに増しました。

組み立てのパターンを知ってポイントをとる

 押され気味のラリー、ミスが怖い場面でも、ただつなぐだけでなく、何らかの攻めの意識を持って、しっかり打つことが大切。

ほんの少しだけサイドスピンをかけてみた… 

岡田くんのショットは打点がピンポイントだから、少しの変化でも影響が大きいはず…でも、少しの変化だから影響したかどうかはわからないけど…いや、多分影響した…いや、したはず‼︎

…だとしたら相手のミスでもこっちが積極的にとったポイント。どんな小さなことでも…できることがあれば全部やる!(試合中の主人公)

 試合中、ミスを恐れてボールを置きにいって決められる経験は残念ながら非常によくあります。エースを狙えなくても、しっかり押し込む、しっかりスピンをかけるだけで、相手のミスを誘うことができます。

 さらに余裕がある時は、選択肢をもって組み立てる。下記はシングルスプレイヤーである主人公が実践した例です。

  1. ストレートに速いスピン
  2. オープンコートに直球強打
  3. 鋭角クロスでエース狙い

 

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そして甘い球が返ってくれば、また選択肢が増える。

  1.  ゆるい鋭角クロスで決める。
  2. クロスへ速い直球で決める。
  3. ドロップで決める。
  4. 戻る相手の逆をつく。

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 ウィークエンドプレーヤーの場合、組立てと言っても、まずは下記の3つから始めるのがいいかもしれません。

  1. まずはラリーを6回つなげる。もちろん自分から決めるのも大切ですが、結構これだけの回数をつなぐことが出来ずにミスをする相手も多いはず。これを試してみて、もっとつなぐ必要があるのか、もっと攻める必要があるのか、攻撃の強度の上げ方を考えてみるのもいいと思います。
  2. 相手の弱点を大事なポイントで突く。例えばストロークなら、大抵の人はバックの方が苦手。30-30や40-30の時に、サーブはフォアに入れ、帰ってきたリターンをバックに攻める。フォアのラリーから、回り込んでバックにアプローチするなど。
  3. コートの前後を有効に使う。ベースラインからだと狙えるコースは限られる。センターから鋭角には打てないし、サイドからだとコースは限定される。サービスライン、さらにはネット前からなら、スピードではなくコースでポイントが狙える。
ベイビーステップ コミック 全47巻セット

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